Schedule Adherenceスケジュール遵守率
決められたスケジュールに対して、時間がどれだけ守れたか、もしくは配置すべき要員数がどれだけ守れたかの割合。
スケジュール遵守率は、定義の種類によって分子や分母が異なる。
例えば、計画と実労働時間の差異を計算する場合に、仕事の種類 (取引業務、ミーティング、トレーニング、休憩など)や、開始・終了の時間を考慮する方法もある。
【例:時間】
午前10時から15分間休憩の予定だったのに対して、実際は午前10時5分から20分までの間で休憩した場合、スケジュール遵守率の計算は下記のようになる。
[15 (実際休憩した時間) – 5 (休憩を開始した時間の遅れ) – 5 (業務に戻った時間の遅れ)] / [15 (休憩時間の予定)] = 33%
また、決定したシフト人数(要員配置)に対して、どれだけ遵守(ログイン)できていたかを測る方法もある。
【例:要員数】
9:30-10:00まではシフト上10名の要員配置が必要だったが、その時間に9名しかいなかった。そのため遵守率以下の通りになる。
9(実際にログインしていた人数)/10(予定配置人数)=90%
活用のヒント
・ログイン状態の管理を把握できるシステムが導入されていない場合、時間レベルでの遵守を把握することは困難である。この場合、インターバル毎のシフト予定人数とシフト実績を対比させる方法で代替するなどの方法がある。