納期率
電話やチャットなどのリアルタイムな対応が求められる取引業務以外の業務において(電子メール、コールバック等)、目標とするサイクルタイム内に対応処理が完了した割合。
サイクルタイムは顧客視点で、センターが業務を受け取ったところから、その処理が完了するまでの、起点から終点までの時間を指す。
サイクルタイムは顧客の期待値やクライアントとの契約に基づき設定する。
活用のヒント
24時間で運営しているセンターや法人と個人の両方を受けつけている場合、顧客体験の予想に基づいて納期の優先順位を決めた方処理を行っている。
納期パフォーマンスの安定化のために、サイクルタイムの長い処理(一般的には電子メールや文書処理)とインバウンドコールをマルチスキル化し、インバウンドコールの繁閑対応に活用している。
・納期率の測定だけでなく、未処理も併せて測定することが重要である。納期率がよくても未処理の経過時間が長くなるにつれて顧客の不満足は高まるため、どのくらい遅れが発生しているかを未処理(平均遅延時間)として管理する必要がある。