プロジェクト感想記 【2023年入社 増淵 開】

project report

チームの仕事

私の所属しているチームは主に研修をメインに業務を行っています。ご依頼をいただいた企業様から応対(オペレーターとお客様のやり取り)を録音していただいた音声をお預かりし、その内容の評価からどこに課題があり、どのような研修を行い、その後の結果から、さらに改善に向けてと、お客様の応対品質を今以上に高める仕事です。


私の仕事

私の仕事は研修を行うまでの準備になります。準備といっても本当に多く、一概に何個ありますとは言えないのですが、まず音声評価から始まり、エクセルでデータの集計表を作成し、そこで出たデータから、チームで課題を見つけ、課題を企業様と共有するために代表的な事例の選定などの過程を経て、ようやく資料作成に入ります。

資料作成に入ったあとも、分かりやすく見やすい資料を作るためにはどのようなレイアウトがいいかなど、日々注力を注いでいます。


学んだこと

せっかくこの記事を読んでくださっている学生の皆さまたちのお力に少しでもなれたらいいなという観点も含めて私がこの業務やチームから学んだことを少し述べさせていただきます。それは「すべての経験が役に立つ」ということです。

私はサッカーを長くやっていましたので、例に挙げさせていただきますが、皆さんに一つ問いかけたいことがあります。それはサッカーの戦術は自分の就きたい仕事の役に立つと思いますでしょうか?通常なら、役に立たないと思います。ただ、私はこのチームでそれが役に立つことを学びました。

まず例に出した戦術を行う上で、自分の立ち位置であったり、ピッチ全体の状況把握を行い、戦術の方針や、それを元に自分が、チームでボールを奪うために何をしなくてはいけないのかを考え、自分の立ち位置を修正したり、味方選手に指示を出すなどのやることを挙げたらきりがないですが、ざっとこんなことがあります。

これを仕事に置き換えると、研修の準備をするために、研修の方針やそもそもなぜこの研修を行うのか、それに向けて自分自身がいつまでに何をしなくてはいけなくて、何ができるのかできないのか、などの状況把握や考えを張り巡らせ、上司やチームメイトと連携をして、こちらからお願いすることがあれば、どんどんお願いをしたりと行動に移していくなど、サッカーで学んだことをしっかりと仕事に置き換えることによって、今どんな状況で、何をしなくてはいけないのか等を自然と考え、行動に移すことができます。このように全く畑が違うサッカーの戦術のほんのごく一部でも、こんなに仕事に役立てることができます。ですので、正確に言うと経験をいかに活かすのかが重要なんだなと学びました。


大変さ・楽しさ

大変さとしては、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮するということです。上記で書かせていただいた業務以外にももちろん他の業務や、緊急で行わなければいけない業務が入ってくることがあるので、一つ一つの業務にかけられる時間がどうしても決まってきてしまいます。

しかし、お金をいただいて働いている以上、「時間がなくて、、イレギュラーな業務が入ってきて、、完成度が60%の資料しかできなかった」などは言い訳になりません。

ですので、常に計画の中にバッファーを入れることを徹底したり、無駄な工程はないか、もっと効率よくできる方法はないのか等を考え、常に最大限のパフォーマンスが発揮できるよう計画立てや、それを実行に移すことが非常に大変でした。よくチームの人とフルマラソンを100mを走るペースで走り抜けているよねと話していました(笑)

その中で楽しかったことというよりは、達成感や、嬉しさの方が私は大きかったです。私たちチームは本当に毎日、ご依頼をいただいた企業様の応対が今よりも、もっといいものになり、その先のお客様によりよいサービスを提供できるようにするためには、どのように研修を行ったらいいか、どのような内容にするかなど試行錯誤しています。
それが結果に繋がった際、もちろん企業様の努力が一番ですが、企業様をサポートすることができたという達成感や嬉しさというのは何か特別なものを感じました。

※画像は社員で遠出森林浴(森の中でのリモートワーク)に行った際のもの

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