~Business Condition from Athlete~
業界初!アスリートのメソッドを毎日の仕事、マネジメントへ活かすことへの挑戦

2021.12.03

“The strong one doesn't win, the one that wins is strong.”
(日本語訳:強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。)

※写真はpinterestより引用 https://www.pinterest.com/pin/529806343638460914/

オールドファンの中には“あの選手”を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。

そう、かつてドイツの“皇帝”と呼ばれたフランツ・ベッケンバウアー氏が1974年のワールドカップ西ドイツ大会でオランダを下し優勝をした時に発した有名なコメントです。

今、時代は刻々と変化し私たちのフィールドであるサービス業界もその変化の大きな渦の真っただ中にいます。

今までのやり方や考え方はいつしか過去のものとなり時代の変化に追いつくことができないと取り残されてしまう。そしてかつて「強み」と自負していた実績や手法はいつしか過去のものとなってしまう。この数年でそんなことを痛感された方々も多いのではないでしょうか。

「強い者」は既に過去となり「勝った者(勝てる者)」になるためには過去に積み上げた実績や手法を大切にし、新しい変化に対応できる術を身に着ける。まさにこれは当社がプロシードベンチマークサミット2021のメインテーマとして掲げた“温故知新”とも通じるものとなります。

1.「憧れ」から同じ“プロフェッショナル”としての「共生」へ

6%。

こちらは2018年度にある企業が調査した「子供の頃に憧れた職業に就きましたか?」というアンケートの実績です*下図①②参照

【図①】子供の頃に憧れた職業ランキング
(小学4年生~6年生)
【図②】子供の頃に憧れた職業に就きましたか
(小学4年生~6年生の頃)

私たち日本人の約16人に1人は子供の頃に夢見た仕事に就いているという計算です。

それでは残りの人はどうでしょう。“夢破れた人生”を送っているという事になるでしょうか。

決してそうではないですね。子供の頃の夢は果たせずとも別の道で努力し成功を掴み幸せな人生を送っている方もたくさんいらっしゃいます。「夢を持ったこと」「目指したこと」が力になり励みになり勇気となった方々も多いのではないでしょうか。

私もその一人です。
サッカー選手になりたかった10代、
日本武道館を満員にできるミュージシャンになりたかった20代。
その時代があったからこそ、今の仕事にも誇りが持てています。

いつの間にか憧れが「心のよりどころ」になっていました。そこで考えたのが憧れの職業に対する“30年越しの想いの結実方法”です。(年齢がバレますね笑)

憧れていた職業に従事している方々と仕事がしたい。そんな想いからこのアイデアがうまれました。そして憧れだけではなくサービス業に従事するプロフェッショナルとして。今度はアスリートへも何か影響を与えることができないか。行きつく先にはまさにお互いにとっての成長である“真の協業”ではないかと考えています。

皆さんも「プロアスリートから仕事のヒントを直接伝授された」となればなんだか少し嬉しい気持ちになりますよね?

2.プロアスリートの「生の声」から得たヒント

38%。

こちらは現役プロサッカー選手におけるうつや不安障害を抱えている割合だそうです。

多くの子供たちが憧れているプロサッカー選手。夢がかなった後の現実を示す数字としてとても驚かされました。一方で「アスリートも不安を抱えながら仕事をしている。同じ人間なんだ」という事にも気づかされた瞬間でした。

そんな大きなプレッシャーと闘っているアスリートが普段どのように自らをコントロールし、トレーニングを行い、プレッシャーに打ち勝つための工夫をしているのか。いわゆる「オン」の状態だけでなく「オフ」の時の過ごし方についても私たちサービス業界にも取り入れることができないか。

そのような想いから私たちはプロシードベンチマークサミット2021にて現役プロサッカー選手として活躍をしている長澤和輝選手にお願いし、アスリートの視点からの“ビジネスコンディション作り”をテーマとしてご登壇頂きました。

当日は“心技体”の3つをコンセプトにそれぞれのアプローチ方法や具体的な事例、失敗エピソードなどもまじえてお話し頂きました。結果としてオンラインとリアルで述べ400名近くの視聴者の方々から新しい視点や刺激を貰うことができたとの喜びの声をたくさん頂くことができました。

また、最後に長澤選手からコンタクトセンターのSVへ頂いたメッセージとして「SVの仕事を一番カッコイイと思える方がSVになって欲しいしそういう方にSVを目指して欲しい」という言葉はとくに視聴者の皆様からの反響の大きかった言葉の1つでした。

3.私たち(プロシード)の挑戦

「ビジネスコンディション」というテーマの元、私たちプロシードはアスリートの皆さんと様々なコンテンツ開発やイベントやセミナーの開催、その先にある“サービス業界の現場で使えるメソッドの提供”を目指して活動を開始しました。

企業のため、従業員のため、社会のため、そして自分自身のため。

私たちはアスリートとのコラボレーションによってより豊かな社会の実現に向けた挑戦を続けます。まさにこれは世の中全体のWell-beingに繋がる活動の一つだと信じております。

直近では、PBS2021に続く第二弾として12月23日(木)19時~「デイリールーティンの磨き方」と題してKINTO様とのコラボによるトークイベントの開催が決まりました!このイベントではビジネスに活用できるデイリールーティンについて直接長澤選手に質問ができる時間も設ける予定となっています。

たくさんの皆様のご応募をお待ちいたしております!

好評につき募集延長決定!

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