Transaction単位あたりのコスト
1単位あたりどのくらいのコストがかかっているかを測る指標。
単位としては他に、加入者あたりのコスト、顧客あたりのコスト、解決あたりのコスト、商品販売ごとのコスト、取引あたりのコスト などがある。
【計算式】
時給/CPH
コスト総額/取引処理総数
CPC算出方法は様々な為、上記2つは計算例となる。
ここでいう「コスト総額」には、直接人件費(CSSとSVの給与を含む場合もある)、その他の直接費(PC、プリンタ、コピー機、通信費、交通費、オフィスの備品など)、センターレベルの間接費(設備費や研修担当者などの給与)を含む場合があるが、どの程度詳しく見たいかにより含める費用を考慮するとよい。
活用のヒント
・電話業務において本指標を利用している組織は多いようです。
・事務処理や複合業務において活用されている例は、あまりみかけません。処理単位で測定することが困難に思えるかもしれませんが、月間での運営コストと総処理量を把握すれば容易に算出可能です。事務処理業務では、ミス防止が全面に出やすいので、生産性の向上に十分に着手できていないことが多いので、一度、算出してみることを推奨します。