今更聴けない?「従業員満足度:ES」と「Well-being」の違い

2022.02.14

今様々な企業のIRや事業計画の中にWell-beingというワードが含まれています。貴社ではいかがでしょうか?

Well-being自体は1940年代にWHOによって定義された言葉ですが、数年前からビジネスの世界でも活用されるようになっています。

ですが「どうしたらいいの?」、「Well-beingってなに?」、「なぜWell-being?」について具体的な説明がない場合や、「あとはよろしくね」といった、現場へ丸投げしている組織もあります。

また「従業員満足度:ES」の延長線上が「Well-being」といった解釈もあります。

今回は、Well-beingとは何か、ESとどう違うのか?ご紹介したいと思います。

代表的な違い

1.従業員満足度は一方通行・Well-beingは双方向

従業員満足度は会社から与えられた福利厚生、施設・設備、研修、ツールなど与えられたものに満足しているかどうか、つまり「従業員が会社に対してどう思っているか」にフォーカスしております。

一方Well-beingは上記の内容に加えて、従業員が自分自身についてどう思っているか、つまり「会社や組織に貢献したいと思えているか」など両面にフォーカスをあてています。

2.従業員満足度は分断・Well-beingは循環

従業員満足度は職場のみに関連する満足度が対象です。Well-beingは精神的・肉体的・社会的に満たされた状態を指し、仕事のみならずプライベート、体のコンディションなども対象に含まれます。

3.従業員満足度は一過性・Well-beingは継続的

従業員満足度は不満に感じているところを会社が改善する取り組みです。Well-beingは不満の撲滅のみならず、更なる向上を目指し会社と従業員それぞれが取り組む持続的な取り組みです。

まとめ

従業員満足度は「従業員が会社に対してどう思っているか」にフォーカスをあてたものであるため、改善施策も 会社から与えられたもの と限定的になります。

そのため、改善ができても、その状態が普通になり更なる不満が生まれるリスクがあります。

一方、Well-beingは従業員の精神的・身体的・社会的に満たされた状態を指し、会社から与えられたもの だけでなく、自分自身の貢献や成長などへもフォーカスすることが必要です。

会社から与えられるものも良くなり、自分自身の貢献にも自信が持てて成長を実感することでエンゲージメントへも繋がり、不満の撲滅に留まらず更に組織を持続的に良くするための活動へ繋がります。

プロシードはこの活動を通じてカスタマーサービスの仕事の価値向上を実現したいと思っており、今後もこの考えをもとに診断、セミナー、白書、研究会など様々なサービスを行ってまいります。


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