こんな経験はありませんか?
落ち着いてください。対応策はあります。
今回は「質問の受け方のテクニック」についてお伝えしたいと思います。
まず大前提として持っておきたい考え方は「受講者は質問のプロではない」ということです。なので、自分の訊きたいことが、うまく伝えられない場合もあります。
また、講師が「聞き間違える」場合もありますし、質問の意図を「誤解する」場合もあります。
では、講師は受講者の質問に、どのように対応すべきなのでしょうか。
よい質問の受け方は次の3ステップです。
ステップ1:受講者の質問を最後まで聴く
「ああ、これのことか」という先入観で回答を急かず、受講者の質問を最後まで聴きます。
ステップ2:質問を「復唱」して合意する
質問内容が長い場合は要約しましょう。適宜「○〇と仰ったのは、◎◎のことですね?」と「言い換え」を交えつつ、受講者の質問の“意図”を確認し、合意します。このステップは、質問した受講者だけでなく、同じクラスルームの全員と質問を共有する意味でも丁寧に行います。
ステップ3:質問に回答する
ステップ2同様、クラスルームの全員と回答を共有するつもりで、わかりやすい回答を心掛けます。加えて「この質問が出たということは▲▲も補足すべきだな」という関連情報があれば、それも伝えます。
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