「Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了」といったタイトルでWindows Blogにて8月18日に発表されました。
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サポート終了がコールセンターに与える影響について考察します。
①今回のサポートの終了とは?
あくまで、Micosoft365アプリにおけるInternet Explorer11(以下、IE11)のサポートが終了するといった発表になります。
クライアントWindows OSのIE11サポートは継続して行われるとのことです。
(Windows8.1では、2023年1月まで。Windows10では2025年10月まで。)
では、Microsoft365アプリにおけるIE11使用とは具体的にどのようなものがあるでしょうか?
例えば、IE11上で「Teams」や「One Drive」、「SharePoint」といったウェブアプリケーションの使用が考えられます。
ざっくりと言ってしまえば、今回のサポートの終了により上記のようなウェブアプリケーションがIE11上では安全に使用できなかったり、全ての機能を使うことができなくなる恐れがあります。
②コールセンターにおける影響
普段からビジネスツールとしてMicrosoft365を使用しているセンターが多いのではないのでしょうか?(弊社でもこのサービスを使用しています。)
また、私の主観ですが、最近新しくリニューアルした「Edge」や「Google Chrome」ではなく、IE11を使用しているセンターも残っている気がします。
コロナ禍の影響から、在宅勤務が増えたことにより「Teams」等のコミュニケーションツールを使用しているセンターも多いでしょう。
そういったセンターの場合、ブラウザがIE11のままであれば今後何らかの問題が発生すると考えられるので、ブラウザの変更をする必要があります。
「うちは「Zoom」や「Webex」を使っているから関係ない」と考えているセンターも注意が必要です。
Micosoftがサポートを終了したことにより、今後、他社のウェブアプリケーションサービスも同様にIE11に対するサポートを終了すると予想されます。
デジタル化、在宅勤務の増加に伴い重要度が増すウェブアプリケーションツールですが、このような点に注意して、正しく安全に使用することが求められます。
特に在宅勤務について、セキュリティ面に配慮をされているセンターが多いです。
センターだけの判断では万全なシステム環境の構築が難しいこともあり、場合によってはシステム部門等と連携を図る必要があるかもしれません。
また、在宅勤務のセキュリティ、並びにパフォーマンスを維持向上させるためにはシステム面だけのサポートでは不十分であり、マネジメントの仕組みづくりが重要になります。
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